インターネット・コミュニケーションの正当性―アメーバブログとWikipedia

パソコン・インターネット | 2009/03/02

アメーバブログ(アメブロ)内のタレントブログで、運営側が批判的なコメントを削除しているというのは、当然のことと思っていました。というのも、以前、アメーバブログを運営するサイバーエージェントの広報担当の方からお話を聞いたときに、アメーバブログの長所として、わざわざこのことをPRされていたからです。このほか、ブログの運営方法についてのコンサルティングサービスを行っているということもおっしゃっていました。

サイバーエージェントはアメーバスタジオ、アメーバビジョンなど、有名人、タレントの取り込みに非常に積極的であり、その一貫として、ブログ向けのサービスを行っているのです。タレントブログは、ニュース系、学術系のブログと異なり、「正しさ」ではなく「おもしろさ」が要求されるもの。このことをもとにアメーバブログの運営方法を批判するような意見は、見当違いではないかと思います。

しかし、Wikipediaの該当ページを見ると、これに関して「出典がない」という記載があります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/アメーバブログ

これは自分としては驚きでした。広報担当者がPRしているようなことでも、リソースがないために「正しい」と認定できない。これはインターネット・コミュニケーションの特徴の一つですが、Wikipediaのようなサイトの限界でもあるでしょう。

この件に関してふと思うのは、ネット上の事実の正当性には「多くの人が再現性を持って確かめられる事実」「ネット上のリソースを元に言えること」「(論文・書籍など)図書館で手に入るリソースを元に言えること」「特定の場所に行けば分かる事実」「ネット上で一般的であり、特に批判がなされていない事実」というように多くの基準があるということです。これらが明確に区別されていないところに、Wikipediaのようなサイトの運営上の問題があるのだと思います。

したがって、これらのいくつかのレベルの分類し、それによって記事を分けて掲載するようなウィキシステムがあれば良いのではないでしょうか。これはインターネットがより成熟したものになっていくために重要な問題ではないかと思います。

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