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にわか教育論者の弊害

| 2008/09/21

先日、ネットの掲示板で「小2の算数複雑すぎワロタ」といったスレッドがたち、一部で話題となっていた。

件の問題は、
「くふうしてけいさんしましょう」というもの。
たとえば、以下の「52-8」という問題、「くふうしてけいさん」すると……。

<12から8をひいて4→40と4で44>
<52から2をひいて50→50から6をひいて44>

これ、2年生でも暗算ですぐ計算できてしまうもので、大人ならなおさら瞬時に答えがわかるだけに、「なんでそんなめんどうくさいことを?」と思ってしまう。

「小2の算数が複雑すぎる」という噂
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1221751302538.html

これは良問だと思います。要するに、この問題、筆算でやるのと同じことを、その意味にまで立ち入って学習しているわけです。二桁の足し算、引き算は小2の範囲なので、2桁の繰り下がりを学習する前にこの問題を出すのでしょう。新しい分野と意識させずに、前の分野の応用として学習させる良い問題だと思います。

「算数は習慣だから理論なんか理解する必要はない」という人。たしかに、商売ができるレベルの算数で良いのなら算数に理論なんか必要ありません。しかし、産業競争力の向上にもつながる数学的な考え方に結びつけるためには、こういった深いレベルで算数を理解させることが必須です。

ところが、小学校教師や塾講師などの多くはそんなことを理解せず、それが、日本の教育レベルの低下につながっているとも言えるでしょう。「とりあえず筆算ができれば良い」という場当たり的教育こそ、日本の教育の最大の問題です。上の記事にある問題は、そんな中でも「まともな教育」をしている数少ない例の一つなのではないでしょうか。

これを「教育課程が良くない」「生徒を混乱させるだけ」とかって言う人は、単に算数も数学も表面的にしか理解していないだけなんじゃないかと思います。最近増えてきた、「にわか教育論者」の大多数はそんなものなんだろうなぁ…。と、この記事に対するネットのコメントを見て思いました。

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コメント

自分が小学生の時は、「何をこんな簡単な計算をするのに面倒臭いことさせやがって!」と思いましたが、学年が上がり学習内容が深化するにつれ、また学校を離れて職に就いてから、むしろ、こういう考え方の重要性を実感しました。

投稿: Melburnian | 2008/09/26 0:18:57

幼少期には、ドリルのようなやり方で、実践を反復するしか教育効果を発揮できない場合はあると思います。人が言葉を始めて覚える場合がこれにあたるのではないでしょうか?
教育心理学というものがあるようですが、年齢に応じて、頭の使い方が変わるので、それに合わせていけばよいのでしょう。
小学校のときは、つまらなくても、反復が大事だと思います。論理過程を考え抜くことは、大学に入ってからやればいいことです。小中学校よりも、大学教育のほうが解決すべき問題が多いのでは?

投稿: ツーラ | 2008/10/06 3:09:45

それは全くの誤解だと思います。
この問題の場合、「論理過程」というよりは、
単に筆算のプロセスを分解して教えているだけとも言えるからです。

反復というと簡単ですが、
反復のための「最初の一回」が踏み出せない生徒にどう教えるかが、
一番の問題なんです。
これは小学2年生に筆算を教えたことがあれば
きっと分かるのではないかと思います。

ちなみに、高校までに論理的思考をすることに慣れてこなかった学生が、
急に大学で変わるなんて無理ですよ。
哲学的思考はともかく、数学や理科など身近な論理に関しては、
大学よりずっと早い段階で決まるというのが、
一般的な理解ではないかと思います。

投稿: 情報学ブログ | 2008/10/07 0:25:22

私は教育というものに限界を感じています。全員を一定時間で同水準に引き上げる方法論はありません。やはり、ある集団の中において、大多数ができて、他方できない人間はやはり頭の構造が違っているのです。最初の一回が踏み出せない者は彼自身に問題があるのだと思います。繰り返し、強制することで、ある日突然理解することはあるかもしれません。それを期待するしかないでしょう。


方法論を機械的に適用することを教えているに過ぎないということを管理人さまは懸念しておられるようですが、人間をよく観察すると、そもそも結果が得られれば、それでよく、それを使うと何故解答が得られるのか考えることにエネルギーを使いたくない人間はたくさんいます。これは人間の知的能力というより、性格や関心の問題の比重が大きいと思います。そのような場合、放置以外の方法はないように思います。

 論理(ルールと言った方がいいかもしれません)というのは、世界(人の頭の中)によって異なります。頭の中の論理も人によって少しずつ違うと思います。天才は違いするぎることはあるようです。天才的な業績が往往にして、初期のころ理解が難解なことはよくあることですが、これは他者が持たない論理が展開されるためでしょう。
小学生の場合、文法書や辞書なしで未知の外国語を理解するプロセスと同じことが必要であると思います。手探りでトライアンドエラーを行わせるしかありません。一度、論理が身につけば、さらに他の言語を理解するのはそんなに時間はかからないはずです。

投稿: ツーラ | 2008/10/14 1:01:22

どうも誤解があるようですが…。
むしろ自分は、「一部の子どもだけでもちゃんと分かる方法」について
説明しています。

> 方法論を機械的に適用することを教えているに過ぎないということを
> 管理人さまは懸念しておられるようですが

まったくの誤解です。
「方法論を機械的に適用」することを
どうやって教えるかという話をしているのです。
良く言われるようなプロセス重視とかそういうことを言っているのではありません。

大きく二つの論点があると思います。

1.
おそらく一般の人は、「筆算を子どもに教える難しさ」を
ご存じないのではないでしょうか。
これは、非常に複雑なことです。
筆算なんか機械的に教えれば良いと思うのでれば、
子どもに一度筆算を教えてみてください。

子どもは大人が思っている以上に知的で理屈っぽいのです。
何度教えても分からないことでも
きちんと理由を教えればすぐに納得したりします。
ところが、大人の側に「筆算の仕組み」についての深い造詣がなければ、
こどもにそうした指導をすることさえできないということです。

2.
かりに、筆算の仕組みを教えなくても、
すらすらと筆算ができる子どもがいたとします
(これはこれで稀なケースだと思いますが…)。
しかし、方法論を機械的に適用する「理屈」も教えなければ、
「計算はできるけど、数学は嫌い」という子どもが育ちます。
そうなれば、その子の才能を潰してしまうことになるでしょう。

もしかしたら、その子は将来画期的な新技術を開発するかもしれないし、
著名な科学者になるかもしれません。
単に「効率化」という理由のために、
そうした芽を潰す指導方法を教育と呼ぶことはできないと思います。

ちなみに、これに関連して気になる記事があるので紹介します。
これに関してはこのブログでも独立した記事を書こうと思ったのですが、
リンク先の記事があまりにもできすぎていて、
追記することがほとんどないことに気づいたため、
記事を書くのをやめたというほどのものです。

「放送禁止歌」と掛け算の順序
http://daiba-suuri.at.webry.info/200712/article_2.html

私は、計算と暗記が苦手だから、数学が得意になった
http://daiba-suuri.at.webry.info/200805/article_3.html

最後に、

> 論理(ルールと言った方がいいかもしれません)というのは、世界(人の頭の中)によって異なります。

そうなのですが、
そこでどうやってスムースに身につけさせるかを考えるのが
教育の役割ということです。

投稿: 情報学ブログ | 2008/11/05 23:11:28

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