そもそも教員が給食費払うシステムがおかしい

東京都府中市の市立小中学校21校の教員35人が2~5カ月分の給食費計約47万9000円を支払っていなかったことが分かった。市教委は督促状を送付し、全員が今月中旬までに支払った。保護者の給食費未納が全国的に問題化しているだけに、市教委学務保険課の田中陽子課長は「今後臨時の校長会を開き、全教員に再発防止を指導する」と話している。

給食費未納:教員35人が2~5カ月分 東京・府中/毎日新聞
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071020k0000e040024000c.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071020-00000045-mai-soci

そもそも給食にかかわる費用を、教員に払わせる仕組みがおかしいでしょう。

「教員だって給食を食べてるじゃないか?」っていう人もいるかもしれませんが、では、給食中は職員室に言って弁当を食べて良いのでしょうか?小中学校の教員は、昼食中も生徒指導に当たっているわけで、これは高校や大学の教員と決定的に違います。業務上給食を取らざるをえないわけなのに、その費用を払うというのはおかしな話だと思います。

弁当代などの食費を請求する職場は、他にもあると思いますが、その場合が、何より「任意性」がポイントです。「たとえばツアーコンダクターが、業務上、お客さんと一緒に食事を取らないといけないというときに、食事代を請求されることはないはずです。レストランのウェイターが、研修の一環としてメニューを一通り味わないといけないとして、その料金を請求されることもないはずでしょう。

先日、人材派遣会社が、制服代を労働者に請求していたことが問題になりましたが、同じようなケースではないかと思います。 いくら教師が特別な仕事だとは言っても、通常の労働慣行を無視して良いということにはなりません。

ちなみに、給食費を支払っていない理由の大部分は「払い忘れ」ということです。2~5ヶ月の滞納がわざわざ記事にするようなことかどうかを別にして、とりあえずは支払っていただくしかないでしょう。ただ、長い目で見て考え直さないといけない制度ではないかと思います。

○関連記事

教員35人が給食費未納=総額48万円-東京・府中/時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071020-00000059-jij-soci

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