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「テロとの闘い」という欺瞞

経済・政治・国際 | 2007/09/11

安倍晋三(Shinzo Abe)首相は臨時国会初日の10日、衆議院本会議場で所信表明演説を行い、アフガニスタンでの米軍主導の武装勢力掃討支援から撤退し「国際社会における責任」を放棄してはならないと述べ、テロ対策特別措置法延長の必要性を訴えた。

首相は、テロ特措法に基づき海上自衛隊がインド洋で行っている給油活動その他の後方支援は国際的なテロとの闘いにおいて「不可欠な基盤」となっていると主張。

「灼熱(しゃくねつ)のインド洋で黙々と勤務に従事する自衛隊員こそ、世界から期待される日本の国際貢献の姿だ。ここで撤退し、国際社会における責任を放棄して、本当にいいのか」と、自衛隊の補給活動の継続に理解を訴えた。

安倍首相が所信表明、テロ特措法延長訴える
http://www.afpbb.com/article/politics/2280501/2121819

「テロとの闘い」を行っているのは、ブッシュとその仲間たちだけではありません。イスラム原理主義のテロリスト自身が、アメリカが行ってきた「テロ」に反発し、「テロとの闘い」を行っているとも言えるからです。殺した人数で言えば、アメリカの「テロ」の方がはるかに多い。こういう状況で、アメリカの「テロ」と、イスラム原理主義の「テロ」。どちらが良く、どちらが悪い…と判断できる人が世界のどこにいるのでしょうか。

そもそも、アメリカのアフガニスタン侵攻が、テロリストに対する攻撃として、どれだけ意味を持っていたかはかなり微妙ではないかと思います。アフガニスタン侵攻当時、実権を握っていたタリバンがテロリストと関係があったのが事実だとしても、テロリストと関係があったのはタリバンだけではありません。アフガニスタンを攻撃すれば、テロリストは、他の地域に逃げるだけであり、他の勢力の庇護を受けるだけなのです。

歴史をひもとけば、アメリカは、アフガニスタンやイランなど、多くの国で反政府勢力に武器を供与して軍事訓練を施し、意識的にテロリストを育成するとともに、たくさんの紛争・虐殺に加担してきました。そうした中で起きたのが、世界貿易センタービルの悲劇だったわけです。

今回のアフガニスタン侵攻も、結果として、麻薬生産を拡大させ、反政府勢力の軍事力を高めるのに貢献してきたと言われています。結局のところ、アメリカのアフガニスタン侵攻がもたらしたものは、テロリストの増加と、アメリカと同盟国の軍事予算の拡大なのです。大きく言えば、アメリカと同盟国の国民が支払った税金が、武器商人に流れ、人が死んでいく―この流れを加速させただけと言うこともできるでしょう。

「テロとの闘い」というとき、あたかも自分は「テロリスト」とは無縁の人間であり、大上段に立って「テロ」を封じ込めているというような錯覚を覚えるのではないでしょうか。しかし、アフガニスタン、イラクと続く「ブッシュの戦争」とは、ほかでもなく自らがテロを支援し、テロに加担することであるということを忘れてはいけないと思います。そうした「テロ支援」の後方支援である「洋上給油」に参加することに、どのような安全保障上の意義があるか…ということも、きちんと考えていかないといけないでしょう。

自分は全ての軍事活動をなくせと言っているわけではありません。合理的な理由がある活動なら、自衛隊の海外派兵もかまわないと思っています。しかし、正義なき派兵は、軍事活動のモラルハザードを招くとともに、無用な反発を招き、日本の安全保障上の地位も低下させるものです。「ブッシュの戦争」のように、テロだか対テロだか分からないような戦争に加担することは、長期的に見てデメリットの方が大きいでしょう。近い将来に国際情勢が大きく変わったとき―たとえば、世界中で無差別テロが起きたとき、あるいは日米関係が悪化したとき―見えない敵を相手に、国を守ることができるのは、自衛隊や在日米軍ではなく、「テロに加担しないこと」でしかない、そのことを忘れてはいけないと思います。

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