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コードねじねじ現象の真実!!

日記・コラム・つぶやき | 2007/05/29

電話機と受話器を結ぶコードがねじれて使いづらくなるという現象で困ったことはないでしょうか?これについて、ITmediaの記事で扱っていました。

電話機の「コードねじねじ現象」が発生する理由
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0705/28/news018.html

しかし、どうもこれでは問題の解決になってないように思うのです。そこで、自分で実験してみたところ、ITmediaで扱っていたのとは違うタイプの「コードねじねじ現象」があることが分かりました。

Imgp0256250 まず、普通の状態の電話(右写真)。

Imgp0258250 これを20回ほど回転させるとこのようになります(右写真)。ITmediaの記事で「コードねじねじ現象」と呼んでいたのは、この状態のことでしょう。20回も回転させるとほとんど使用不能な状態になります。

Imgp0257250 ところが、これを解消するのは、意外に簡単なのです。コードの根もとのところを持って、受話器をぶら下げると、みるみるうちに元に戻ってくれました(右写真)。ITmediaでは、ねじれないような電話の持ち方について説明したり、ねじれTEL2という商品を紹介しているのですが、このことさえ知っていれば、y余計な努力をする必要がないことが分かるでしょう。

電話の持ち方について気遣うより、普段は好きなように電話をして、たまに、ねじれを解消するような作業をした方が、はるかにビジネスの効率化に結びつくと思われます。

Imgp0260250 では、「コードねじねじ現象」はこれで全て解決するかというと、そうでもないのです。右の写真を見てください。これは、一見して上記のパターンと同じように思えるのですが、全く違います。その証拠に、受話器をぶら下げてみても、この状態は解消されません。ぶら下げて解消しないということは、「ねじれTEL2」を使ってもねじれは解消しないということになります。

Imgp0261250 では何が原因なのでしょうか?右の写真を見てほしいと思います。良く見ると分かるように、このパターンの「コードねじねじ現象」では、らせんの方向が変わっているのです。もともとのらせんの方向を、+方向とすると、青い矢印の間は-方向と言うことができるでしょう。だから、ぶら下げても解消しなかったわけです。

こうして+方向と-方向が切り替わるポイントが1つや2つしかないのなら、たいした問題にはならないでしょう。しかし、こうした「らせん切り替えポイント」がいくつもできてしまうと、コードはぐちゃぐちゃにからまってしまいます。しかも、厄介なことに、このねじれを解消するのは非常に大変です。

Nejineji ここで、ITmediaで扱っていたように、単に巻き数が増えることによって起きる「ねじねじ現象」を、「順相ねじねじ現象」、らせんの巻き方の切り替えによる「ねじねじ現象」を「逆相ねじねじ現象」と呼ぶことにしましょう。

では、逆相ねじねじ現象を解消するにはどうすれば良いのでしょうか。実は、これが意外に難しいのです。

Anti1_2 普通に考えられるのは、二つの切り替えポイントを近づけて、ねじねじ現象を解消するという方法でしょう。しかし、この方法は、かなりのテクニックが必要で、何度もやらないとマスターすることはできません。一つに、片方のらせん切り替えポイントを移動させると、もう片方のらせん切り替えポイントも動いてしまうため、これを抑えるためのテクニックが必要だということ。また、最後のところで「知恵の輪」のような微妙な操作をしないといけないということがあります。いずれにせよ、この方法で「逆相ねじねじ現象」を解消するには、かなりの熟練が必要なのです。

Anti2_2 もし、あなたが、「ねじねじ解消専門家」になろうとしているのなら、この方法も良いかもしれませんが、そうではないのなら、別の方法を使った方が良いと思います。一番簡単なのは、らせん切り替えポイントから、コードの端まで正しく巻き直していくと言う方法です。これは、時間がかかりますが、一番確実にできる方法です。筆者も何度か、二つの切り替えポイントを近づける方法を試したのですが、なかなかうまくいかず、結局、端まで「まき直す」ことになってしまいました。

いずれにせよ、「ねじねじ現象」が起きたときには、それが「順相ねじねじ現象」なのか、「逆相ねじねじ現象」なのかを見極め、適切に対処することが大切でしょう。

○トリビア

Adn_animation 「らせん」というと最初に思いつくのは、DNAの二重らせんでしょう(右図)。DNAの二重らせんは電話のコードと同じようにねじれて絡まることがないのでしょうか?ずばり答えはYES。

DNAの二重らせんはほうっておくと、どんどん絡まって細胞が死んでしまいます。そこで、DNAトポイソメラーゼという酵素があり、この酵素がDNAの「絡み」を解いてくれるのです。しかも、この酵素、DNAをいったん切り離してもう一度再結合するという優れもの。ある種の抗ガン剤は、このことに注目し、この酵素を働かなくする(阻害する)ことで、DNAを絡ませ、細胞を殺します。「絡みをほどくこと」は、生命にとってなくてはならない、非常に重要なことなのです。

細かく言うと、DNAトポイソメラーゼには3種類あります。DNAのらせんにも、電話のコードと同じように、+方向のらせんと、-方向のらせんがあり、DNAの「絡み方」もこれに対応して、いくつかに分けられるからです。

完全に一致しているわけではありませんが、大ざっぱに言うと、本文で取り上げた「順相ねじねじ現象」に相当する絡みをほどくのが、「DNAトポイソメラーゼII」で、+鎖と-鎖を切り換え、「逆相ねじねじ現象」に近い絡みをほどくのが、「DNAトポイソメラーゼIII」。また、普通にタコ糸がぐちゃぐちゃになるような絡みをほどくのが、「DNAトポイソメラーゼI」と言うことができるでしょう。どれも人間やイヌなどの動物だけではなく、細菌すら持っているものであり、「生命の基本的な機能」とも言えるものです。重要であるからこそ、3種類ものDNAトポイソメラーゼを進化させてきたわけなのです。

要するに、生命は太古の昔から、「電話コードの悩み」に立ち向かって来たと言うこともできるでしょう。「コードねじねじ現象」は、意外に奥が深い問題かもしれません。

DNAトポイソメラーゼ/Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/DNA%E3%83%88%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BC

(ちなみに、DNAの画像はWikimedia Commonsより、同サイトのライセンスにしたがって転載したものです。http://commons.wikimedia.org/wiki/Image:ADN_animation.gif

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