経済・政治・国際 | 2007/02/18
格差社会について、
すごい感動した記事があったので、リンク貼ります。
経済に詳しい人がどう見るのか知りませんが、
知らない自分にとっては感動でした(笑)。
//////////
この問題については情報学的観点から新たに以下の記事を書かせてもらいました。特にトラックバック経由で来た方には、こちらの記事をおすすめします。
平均生産性と限界生産性―因果律とモデルの観点から
http://informatics.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_5f08.html
/////////
まとめる能力がないので、まとめませんが(笑)、
議論の順番としては、
池田信夫氏と山形浩生氏の意見の対立があり、
それを整理したのが、「分裂勘違い君劇場」さんの
記事と考えると良いと感じました。
「分裂勘違い君劇場」さんの記事は、
一応、池田氏に対する、
批判のような形になっていますが、
実際には、両者の議論を整理したものとも言えると思います。
表面的には批判的なだけに、
むしろ、山形 vs. 池田論争における、
池田氏の正当性が良く分かったような気がします。
池田氏が、政策的な応用まで見据えながら、
問題の本質を分かりやすく書く一方、
他の専門家は、専門用語の厳密な意味に終始していて、
池田氏の言っていることを理解できないのではないかと思いました。
そういう意味で、池田氏は「脇が甘い」一方、
本質は良くとらえていると思うのです。
専門家としてどうかは議論が分かれるところでしょうが、
自分もどちらかというと「脇が甘い」な方なので
親しみを感じます(笑)。
ついでに、くすぐったがりだし(笑)。
ちなみに、経済に関しては分からないのに、こんなことを言っているのは、
実は、著作権について同じようなことがあったからです。
以下の記事のコメント欄で、長文の議論が続いているのですが、
ここでは、情報学的な「価値の対立」の立場から、
池田氏擁護の発言をしています。
http://nagablo.seesaa.net/article/29933684.html
これに関連した自分の記事は、以下の通り。
http://informatics.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_2a2d.html
経済関係で学問的な責任は持てませんが、
今回も、気持ちの上で、池田信夫氏にエールを送っておきます。
それでも賃金水準は平均的な生産性で決まるんだよ。/山形浩生の「経済のトリセツ」
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20070213
生産性と「格差社会」/池田信夫ブログ
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/b8b2dd3502ef769c7f5baf18143f53e1
他人の生産性が向上すると自分の給料も増えるのか?」を中学生でもわかるように図解してみました/分裂勘違い君劇場
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20070215/1171504603
○追記
完全に専門外ということで、
久々に肩肘貼らずに記事を書けました(笑)。
しかし、違っていたら、見過ごさないで指摘してほしいと思います。
素人に時間をかけて説明してくれとは言いませんが、
補足記事とか見つけた人はぜひ教えてください。
それから、情報学と格差社会の関係については、
機会をあらためて書きます。
固定リンク | コメント(0件) | トラックバック(0件)
エジプト報道で、朝日と毎日がすごい件
に対する
情報学ブログさんのコメント
硫化水素自殺って楽に死ねるんだろうか?
に対する
真実さんのコメント
大学に市場原理を導入する方法
に対する
北風mk-2さんのコメント
八百長力士を処分するべきなのか?
(2011/02/05)
ロシア大使更迭経緯の流出は誰のリークか?
(2010/12/24)
大学に市場原理を導入する方法
(2010/12/23)
サンデルの政治哲学と日本の戦争責任問題
(2010/12/12)
負の所得税としての子ども手当
(2010/12/11)