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あるある捏造の次は、NHKのためしてガッテン―科学番組は捏造が常識

経済・政治・国際 | 2007/01/31

今、科学番組と言われているものは、ほとんどが「事実上」の捏造です。もしも、日本のマスコミに自浄能力というのが多少あるなら、「あるある大事典」の次は、NHKの「ためしてガッテン」の問題が指摘されるはずでしょう。あれも、それなりの科学教育を受けた人間からすれば、めちゃくちゃなものなのです。

/////

この記事は、あるあるの問題が起きた直後に書いたものです。週刊現代の報道については、あらためて以下の記事で書いたので、合わせて読んでいただければと思います。

ためしてガッテンの捏造報道について―NHK側の反論を再検討する
http://informatics.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/nhk_be5c.html

/////

正直言って、私は特別な情報を持っているわけではありません。
データそのものの捏造に限って言えば、分からないとして言いようがありません。
しかし、ためしてガッテンのホームページを見れば、
その中に基本的な科学の手続きを踏んでおらず、
明らかに非科学的なものが含まれていることが分かります。
これは、追加調査が必要とかそういう話ではなく、
やり方自体が非科学的でおかしいということなのです。
(詳しくは末尾の参考サイト参照)

科学技術コミュニケーションに関わっている友人に、
この話をしたら、
「ああいうのを通して科学への関心が増えればいいんじゃないの?」
という答えで、
返答に窮したことがありました。
あれが捏造番組であることは、自分を含め、
大学でまともな科学の教育を受けた人間からすると常識なのです。
捏造報道が繰り返される理由の、
かなりの部分は、こうした科学者の側の無関心さに
あると言って間違いないでしょう。

捏造科学番組の権威付けに利用されている科学者の無責任さを考えても、
やはりこの問題は、科学者の側の責任とも無縁ではないのです。

いずれにせよ、今回の問題を機会にこうした
捏造体質の科学番組が是正されることを願ってやみません。
今ごろ、NHKの担当者はどんな気持ちで過ごしているのでしょうか。

ただ、「あるある」との違いとして、
「データそのものの捏造」というのはあるかもしれません。
データの捏造がなければ、科学に詳しくない一般の人は、
「そういうものじゃないか」と思ってしまうかもしれないからです。
視聴者を騙してることには、全く変わらないのですが…。
これについては、もう少し見守りたいと思います。

/////

ちなみに、今回の記事では、「科学の問題」について絞って書きましたが、
この問題はマスコミの問題でもあります。
マスコミの問題としての最大の要因は、
現場の担当者の名前が出てこないこと。
局側としては「視聴率の取れる担当者」は
温存しておきたいという意図が見え見えです。
要するにテレビ局としては本気で
捏造をやめる気などさらさらない。
これでは同じ問題は絶対になくならないでしょう。
また、これとは別に、科学者の責任という観点からも考えることができます。

これについては別の記事にしたので、こちらをご覧ください。

重要 あるある大事典の捏造報道、本当は何が問題か?―担当者の名前が表に出てこないという謎
http://informatics.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_795f.html
重要 あるある大事典―捏造にかかわった大学教授の責任も問うべきでは?
http://informatics.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_70a2.html

また、こういった「マスコミの問題」と、
捏造を許す「科学の問題」の両方について、
細かい話は、すでに、別の記事で書いたので、
興味を持っていただいた方は、こちらもご覧ください
(長文なのでポイントを短くまとめたのが、この記事です。)

重要 「納豆問題の分析と提言―科学とマスコミの問題として」
http://informatics.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_325b.html

○追記(4/8)

公平のために、知り合いが「ためしてガッテン」の担当者から聞いたという、NHK側の見解を付記しておくと、「ためしてガッテン」は科学番組ではなくて娯楽番組であり、番組中でも「科学的に立証された」ということは一切言ってないということです。

たしかにそうなのかもしれません。しかし、本当に視聴者がそんなふうに「正しい解釈をする」と思っているのでしょうか。そう解釈されないと分かって、そうした番組を放映しているとしたら、結局のところ説明責任の問題は問われることになるでしょう。せめて番組中で「この番組は娯楽番組であり、実験の結論は科学的に立証されたものではありません」というようなテロップを流すべきではないでしょうか。

いずれにせよ、総合的に見て、NHKは他の放送局と比べて良心的ということは言えるかもしれません。ただ、本来、決してほめられるものではないNHKの態度が、良心的だと言えるような状況は、どう考えても問題ではないかと思います。

○参考

科学番組の問題について科学的視点から解説したサイト。
科学に詳しくない人向けとしては、
一つめの解説がとても分かりやすいと思います。
もし、NHKよりの人が、「ひどいこと書いているブログだ」と思うのなら、
まずは、これを読んでいただきたいと思います。

科学番組全般について
http://www.geocities.co.jp/SweetHome/8404/sono24.htm

「あるある」について
http://homepage1.nifty.com/sagi/aruaru.html
http://www6.ocn.ne.jp/~syuneido/aruaru.html

ためしてガッテンと関連するもの
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=563
http://www.j-cast.com/2007/01/30005213.html

○関連ブログ
あるあるも問題だけど……
http://powerbook.livedoor.biz/archives/50839332.html

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コメント

科学系健康番組には2つ問題があると思います。
ひとつは、科学的ではないこと。もうひとつはデータ自体の捏造です。これを分けないと良くわからなくなるのではないかと考えてます。
前者は娯楽ならば特に問題は感じませんが、後者はいかなる場合だとしてもアウトだと思います。

投稿: よし | 2007/04/09 21:48:08

おっしゃる通りですね。本文でも分けて書いたつもりです。

ただ、「科学的かどうかがはどうでも良い」というような態度はさすがに問題ではないかと思います。科学的でなくても何でも言って良いとすれば、特定の政治家や特定の企業への利害供与のために、世論操作をすることも許されることになるでしょう。

優秀な科学者なら、データの捏造をしないで、議論を自分の好みの方向に恣意的に誘導するテクニックなどいくらでも持っています。健康番組程度なら大したことではないかもしれませんが、それが政治的問題がからむような世論操作に使われたらどうでしょうか?

娯楽番組なら多少のことはやって良いという話はあると思うのですが、そんなこと言ったらデータの捏造だってなんだってありという話になるでしょう。これは単に実害があるかどうかの問題ではなく、報道の客観性という大事な問題ではないかと思います。

追記でも書いたように、これについては報道が全体としてひどすぎるのです。あまりにもひどい現状からするとNHKは大したことがないように思えるのだと思いますが、これはこれで正していかないといけないことではないかと思います。

投稿: 情報学ブログ | 2007/04/10 13:37:27

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