日記・コラム・つぶやき | 2009/03/11
一ヶ月ほど前の金曜日、飲んだ後、気持ち悪くなってしまいました。まぁ、要するに飲み過ぎなのですが、土曜の夜になってもなかなか収まりません。もう、病院は通常診療を行っていない時間。二日酔いで死ぬことはないだろうと思って様子を見ていたのですが、日曜日になっても症状はあまり変わりません。それで、いい加減に、単なる二日酔いではないということに気づきました。
こうなるとなんとか月曜まで病院に行かないで済ませたいので、ネットで調べて原因を考えてみました。そのときの症状は、
1. 胃に内容物がないのに、激しい吐き気を催す。
2. 解熱鎮痛剤(イブA)を飲んだ後1時間程度で吐き気が止まり、3時間程度で元に戻る。
というものです。このことから、腸管が炎症を起こしていることは間違いないと考えました。
問題は気持ち悪くなり始めた4時間ほど前にレバ刺しを食べたことなのです。そこで調べてみると、レバ刺しはカンピロバクターという菌で汚染されやすいこと、カンピロバクターの感染は、免疫障害であるギランバレー症候群を引き起こす場合があるということが分かりました。しかも、非常に高い率で汚染されており、体調によって、一人だけが食中毒になることも少なくないそうです(http://www.mhlw.go.jp/qa/syokuhin/campylo/index.htmlなど)。
2、3日吐き気を我慢するくらいなら大したことはないけれど、レバ刺しで身体障害者になってはたまったものではありません。それほど確率が高いわけではないと言え、命を賭けて食べようと思うほどレバ刺しが好きではなかった自分としては、ネットで調べながら、絶対死ぬまで生肉を食べるのは止めようと固く固く心に誓いました。
さて、自分の症状の原因なのですが、レバ刺しを食べてから吐き気を催すまで4時間程度しか経っていないという問題がありました。食中毒は消化器の中で原因菌が増殖して初めて症状が出るものなので4時間というのは短すぎます。また、下痢の症状がないことからも食中毒ではないことが予想されました。最初に気持ち悪くなったのは酒が原因で、翌日になっても治らなかったのは食中毒だったという可能性もあるし、カンピロバクターの食中毒では、まれに下痢の症状が出ないことがあるので、カンピロバクター汚染の可能性がゼロというわけではありません。ただ、「可能性が低い」とは思われたのです。
結局、月曜日の朝には、ウソのように症状が収まってしまいました。カンピロバクターによる腸炎は、対処療法(解熱鎮痛剤)だけで治る場合も多いということなので、結局、カンピロバクターが原因なのか、そうではないのかは分からずじまい。しかし、このことを通して自分は、
もう死ぬまで生肉を食べるのはやめよう
と決心することになりました。今回の症状が食中毒だった可能性はそれほど高くないにしても、二度とあれと思いをしたくないと思ったからです。「羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」というところでしょうか。
まぁ、牛肉のステーキをミディアムレアで食べるのだけは例外として良いことにしようとは思っていますが…(笑)。
○余談
画像をクリックすると楽天のサイトに飛びます。レバ刺しはアフィリエイトとしては全く意味をなしていませんが、イメージ画像ということで…。まさか買う人はいないと思いますが、もし一つでも売れたら、ネタとして報告します(笑)
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のりねこさん大変でしたね
寿司政的にレバ刺しは、信用できる店でしか食べないです
そもそも自分の店でとさつしないかぎりレバ刺しが毎日あるのはあやしいです 去年から東京ホルモン巡りにはまってます
今度ご一緒に
Windows 7って誰が買うんだろう?
に対する
たぬきねいりさんのコメント
もう、生肉は食べない
に対する
寿司政さんのコメント
もう、生肉は食べない
に対する
fan for youさんのコメント
数学の問題?
に対する
情報学ブログさんのコメント
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くれぐれも身体には気をつけて下さい。