日記・コラム・つぶやき | 2008/10/25
昨日見た夢がちょっとおもしろかったのでなるべく忠実に記録してみました。
荒唐無稽なところもありますが、
「夢」ということでご容赦ください(笑)
/////
20XX年、「ぼく」はある不思議な町にいた。
そこは一見するとごく普通の場所。
たくさんの海や緑に囲まれていた。
夜になると若者たちはクラブやバーに繰り出し、
朝まで騒いで過ごしていた。
働かなくても食べ物や娯楽は豊富にあり、
人々はそうした生活を謳歌していた。
しかし、「ぼく」はあることに気づいていた。
それは、なぜか空が低いということ。
今回の夢に限ったことではないのだが、
「ぼく」は夢の中では自在に空を飛べる。
そして、夢の中では、空の結構高いところに
「天井」があるのがいつものことだった。
しかし、この町では空がとても低いので、
空を飛ぶとすぐに空にぶつかるのだ。
「ぼく」はそのことに違和感を感じていたが、
それが大きな意味を持っているとは思ってなかった。
あるとき、「ぼく」は町の中の工事中の区画に紛れ込んだ。
そこは新しいショッピングモールを作っているところらしく、
区画ごとに新しくできるであろう店舗の名前が書かれていた。
その区画の終わりまで来ると数段の上り階段があり、
その先は小さな窓の付いたドアがあった。
窓の向こうには「真っ白な世界」が見えていた。
ドアには黄色い字で以下のような警告が書かれていた。
「危険。もしこの先で人を見つけた場合、こちらに連絡してください」
「立ち入るな」とも「ドアを開けるな」とも書いていなかったが、
それは人がその先で生きていくことができないということを
意味していた。
そのとき「ぼく」は地球が何らかの理由で汚染されて
人間が住める場所ではなくなってしまったこと。
そうした中、人々は地下に都市を作って
生活しているということを知った。
町並みやショッピングモールだけではなく、
山や海、空まで地上と同じように作ったのだ。
「ぼく」がそのドアを開いてしまったことで、
管制システムが動き出し、人々が慌しく集まってきた。
しかし、自分は誰からもとがめられることなく、
その場所から抜け出すことができた。
近くにいた人に「ここって地下なのかな?」と聞くと、
小声で「そうだよ」という返事が返ってきた。
近くにいた若い人が「それを言うと殺されるぞ」と話に割り込んできた。
ただ、「殺される」というのは、
若い世代の間で広まっているうわさで、
事実ではないようだった。
それは地下都市で生まれた世代に窮屈な思いをさせないよう、
大人たちがついた「やさしいウソ」を
子供たちが曲解して広まったうわさだったのだ。
地下都市の第一世代の大人たちにとって、
そんなことは常識で、
隠すまでもないことだった。
それから「ぼく」は、
その町にいろいろ不自然な場所があることに気づいた。
ちょっとした小高い丘に登ろうとすると壁にぶつかる。
トロリー電車とモノレールを合わせたような奇妙な輸送機関が、
外部と物資のやり取りをしているということなど…。
そんなふうに思っていると、
その町全体に真っ白な粉が舞った。
それは「上の世界」と似たような風景だった。
しかし、それは町全体を消毒するために定期的に行われている行事で、
この町では当たり前のことのように行われるもののようだった。
ノズルから出る白い粉が建物の内外を満たした。
町は一面の雪景色のようだった。
(ここで夢から覚める)
固定リンク | コメント(0件) | トラックバック(0件)
Windows 7って誰が買うんだろう?
に対する
たぬきねいりさんのコメント
もう、生肉は食べない
に対する
寿司政さんのコメント
もう、生肉は食べない
に対する
fan for youさんのコメント
数学の問題?
に対する
情報学ブログさんのコメント
いい恋愛をするコツ
(2010/12/24)
丹沢のシカたち
(2009/09/24)
我が家のインフルエンザ被害
(2009/08/26)
おたまじゃくしで全国の子どもたちの心が一つに
(2009/06/16)
日本語109キーボードの由来
(2009/06/04)