高校の情報科目について

教育 | 2007/01/14

作ったばかりのブログが「ブログ検索」にちゃんと登録されているか見るために、
「情報学」で検索してみたのですが、ちゃんと出てました。
そんで、ついでに他のブログを見ていると、
おもしろい書き込みを見つけました。

http://tassy.cocolog-nifty.com/tassy/2007/01/229_9c72.html

> 教科「情報」の親学問「情報学」を構想中
> 情報学とは、ものごとに意味づけをするための方法に関する総合的な学びである。

この方は高校の先生なのでしょうか?
まだまだ発展途上の「情報学」ですが、
こういうことを考えている人もいるんだなと思い、心強く思いました。

最近立ち読みしたある本(*1)に、
高校に「情報」科目を作って無理にコンピュータに触らせたところで、
産業としての情報技術が発展するわけではない。
むしろ、数学や論理的思考力を鍛える基礎的な訓練をすることが重要だという
趣旨のことが書いてありました。

これは、全くその通りでしょう。
今の高校の情報科目は、コンピュータの簡単な仕組みなどを別にすれば、
アプリケーション・ソフトの使い方がメインで、
それに、ちょっとしたプログラミング、
インターネット社会でのモラルなどが、
書いてあるだけなのです。
しかし、アプリケーション・ソフトの使い方など、
そこそこの高校生なら、教わらなくても分かるし、
それ以外の部分は、薄い文庫本より内容がない。
むしろ、教わらなくても普通に分かるようなことを延々と教えている気がします。
(教えてる先生には失礼ですが…)。
あんなことやるなら、
数学とかちゃんと教えて方がいいというのはもっともです。
履修不足問題で、「情報」科目を「数学」に変えていた高校があったそうですが、
受験以前に「教育」という観点から考えても、
とてもまっとうな選択です。

ただ、「情報」について教えるとは、本来、そういうものではないはずです。
情報というのは、「意味」や「価値」に扱う問題を整理するための概念であり、
現代のさまざまな問題を解決していくための必要なものだとも言えます。
そういう意味で、高校生がもっともきちんと学ぶべきことだとも言えるのです。

上のリンク先にあったように、

> 情報学とは、ものごとに意味づけをするための方法

というような発想が、これからより一般的になれば、
日本の将来は少し明るくなるかもしれません。

* 藤原正彦「国家の品格」なのですが、
なんとなく本文で書きたくなかったので、注にしました。

はてなブックマークに追加 del.icio.usに追加 POOKMARK Airlinesに登録 livedoorクリップへ追加 @niftyクリップへ追加 Buzzurlにブックマーク newsingにピックアップ Choixに投稿 Furlへ追加 Blinklistへ追加 Redditに投稿 twitterでReTweet

固定リンク | コメント(1件) | トラックバック(0件)

コメント

こちらのブログにご紹介いただきましたTassy(推測通り高校教諭)です。
「情報学」の仲間がいると思うと心強いです。
これからもよろしくお願いします。


投稿: Tassy | 2007/01/14 20:22:47

コメントを書く

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
(トラックバックは記事投稿者が公開するまで表示されません。)

情報学ブログをRSSで購読する

Googleで購読 はてなRSSで購読 livedoor Readerで購読 Bloglinesで購読 My Yahoo!に追加

その他のRSSリーダー

管理人のつぶやき